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旅立ち

3月は旅立ちの季節。
私の教え子達も無事に卒業式を迎えました。

艶やかな袴姿の女子学生。
ビシッとスーツ姿の男子学生。

長いようであっという間の一年でした。
例年よりも大変だなぁと思う事が多く
どうしたらいいのか、悩み続けた毎日でした。
最後の最後まで…。
伝えきれなかった事も沢山あったようにも思います。
かなり厳しく怒ったこともありました。
これで良かったのかなぁと、今でも思います。

でも、明らかに1年前と比べたら…
今日の彼らは一回りもふたまわりも成長したなぁと感じました。
(本当にふたまわりくらい大きくなってる人もいるけど(笑))

私の言葉がどれだけ伝わったかは分かりません。
その言葉の意味が分かるのは、何年も先かもしれない。
でも、彼らの人生にちょっとでも「何か」が残せれば、
それだけでも、私の居た意味があったのかな…と。

どんなに苦しめられても、困った学生でも、
一生懸命に接してきた学生さん達は大切で、
愛すべき存在です。

人と人との出会いには必ず意味がある…
良くも悪くも、出会いは偶然ではなく必然。
この1年間の研究室での出会いも必然。

もう会えないかもしれないけれど、
彼らの未来が輝かしいものであるように
心から祈ります。

卒業おめでとう。
そして、ありがとう。



Commented by む〜 at 2014-03-19 10:20 x
りんご先生、お疲れさまです。
学生さん達が無事卒業式を迎えられてよかったですね。
手のかかった学生ほどかわいいなんで言いますが、今年の学生さん達は格別な思いで見送ったのでしょうか?
ブログで見る限り、毎年、かなり個性的な学生さんが入っているようにも見えますが(苦笑)
学生さん達にはりんご先生から学んだことを生かしてこれからもがんばってほしいですね。
Commented by tenshinoringo at 2014-03-19 15:02
む〜さん>>
疲れました(笑)
正直なところ、手のかかった学生よりも
手のかからなかった(実験に沢山取り組めた)学生の方が
断然、かわいいですよ(笑)
色んな意味で、今年の学生さんは格別な思いでしたw
なんだか年々、グレードアップしてくるんですよね〜(^_^;)
by tenshinoringo | 2014-03-18 18:20 | 研究&人を育てること | Trackback | Comments(2)

始まりはファーブル昆虫記とシートン動物記・・・そしてつくば万博と白衣への憧れ。アンポンタンな短卒派遣社員研究員から苦節10ウン年。大学教員を経て、次なるステップに歩み始めたヘッポコ研究員の日常です。


by tenshinoringo